会社から退職金がない?代わりに退職金共済?【退職体験談①】
晴れて今月退社しました。退職してから独立するまでどのような手続きや制度があるのか、体験とともに順を追って残していきたいと思います。
今日は「退職金」について
会社員ならば、退職時に誰でも退職金がもらえると思っていませんか?
退職金なしでも違法ではない?
実は、退職金制度は必ず設けなくてはいけないものではありません。退職金制度がある企業は全体の約80%とか。。。
企業から退職金が支払われるパターンは、会社から直接支払われるタイプ、退職金共済から支払われるタイプ、両方から支払われるタイプの三つがあります。
私の場合、退職金共済からのみ支払われるタイプでした。
退職金共済ってなに?
退職金共済とは、社外で掛け金を計画的に積み立て、従業員が退職する際に退職金として受け取れる制度です。掛金月額は5,000~3万円の16種類。会社が社員ごとに決めています。
一般的な退職金は、会社で積み立てるなどして運用された資金をもとに支払われます。しかし、退職金共済で受け取る退職金は、会社が加入した外部機構により積み立てられたものです。
この退職金をもらう手続きは退職する個人が共済側に直接請求します。
【退職金共済】退職金を貰うまでの流れ
最後の出社時に下記の請求書を受け取りました。
手順は。。。
- 会社の印がおしてある用紙に自分の名前、住所、振込先、マイナンバーを記入します。
- 振込先の金融機関に行き、金融機関で記入&押印をもらう。(この時本人確認の免許証のみで大丈夫)
- 申込書とともに送る本人確認書類を準備(マイナンバーの両面コピー&住民票OR印鑑証明など)※添付書類については下の写真をご参照下さい
- 請求書&本人確認書類を中小企業退職金共済宛に郵送(申請書は折ってもOK)
請求してから受け取るまでは1か月~2か月半
私はマイナンバーカードがあったのでコンビニですぐに住民票やらを出せましたが、まだマイナンバーカードを作っていない方で1日でも早くお金を受け取りたい方は在職中に住民票など添付書類の準備をお勧めします。
私は今日出しました!(^^)!
これで少しは乗り切れそうです(^^;)
そして退職して4日後、きのう離職票が届きました。この離職票が来ることによってできる次の手続きというのが①国民健康保険の加入と②ハローワークで失業保険手続きです。
①について、再就職先が決まっている場合は新しい会社の健康保険に加入すればいいのですが、しばらく失業保険をもらおうという人や個人事業主、独立しようという場合、次の悩み事は「健康保険、任意継続」するか「国民健康保険にきりかえるか」という点です。
この点については、健康保険任意継続VS国民健康保険メリットは?【退職体験談②】をご覧ください